学校長あいさつ

 皆さんこんにちは。本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 甲賀市立信楽中学校は、滋賀県の南端、三重県境に位置する甲賀市信楽町を校区とする中学校です。信楽は日本遺産にも認定された日本六古窯の一つ「信楽焼」を生み出す陶器の町であるとともに、朝宮茶に代表されるお茶の産地でもあります。また令和2年に放映されたNHK朝の連続ドラマ「スカーレット」の舞台となった町であり、休日には、多くの観光客が町を訪れてくださっています。 

 本校は教育目標を『命いきいき 心ひろびろ』として、本年度全校生徒171名でスタートしました。また、めざす生徒像である「ど真剣に学ぶ生徒」「心と体を鍛える生徒」「思いやりのある優しい生徒」の育成に向けて、日々の教育活動に取り組んでいきます。今年度については、研究主題として「聴いて応えることを通して、自ら学び、判断し、表現する生徒の育成」を掲げ、生徒の「聴きあう力」「読み解く力」の育成に向け、取り組んでいきます。

 本校の特徴的な取り組みとして、地元の陶芸家を講師として招聘し、美術の授業の中で「陶芸」の時間を確保し、地場産業に親しみを持ちながら作品づくりを行います。作品は、本校に設置されている陶芸教室で焼成します。さらに、広く芸術に親しむことを目的として書道の専門家に非常勤講師として来ていただき、年間を通じて書道の指導に入ってもらいます。

 体育祭で全校縦割りで取り組む、生徒の創作ダンス「やっちくれ」は、地元の伝統的な踊りをアレンジしたもので、本校の大きな特徴であります。また、地域の人と創る仮想会社「中学生カンパニー」は、総合文化部を窓口として今年も取り組みます。

 今後も生徒がいきいきと輝ける学校をめざして教育内容の充実を図り、保護者や地域の皆様の信頼に応える教育活動を推進したいと考えております。どうかよろしくお願いします。

 滋賀県甲賀市立信楽中学校
         校長 乾 亜由美