東海道53次の第49番目の宿場であった土山は、歴史的な名勝も数多く、また、鈴鹿山脈のふもとに広がる壮大な山々とその谷間を縫うように流れる清らかな川の水は、山紫水明と呼ぶにふさわしい自然景観を創り出しています。
さらに、土山茶で有名な美しい茶園が広がる沿道は、自然と人との営みの調和を表現しているようであり、この恵まれた環境のもとで土山中学校では日々の教育活動を充実させてまいりました。
本校は、美しい自然と豊かな歴史に育まれた「ふるさと土山」のよさを生かし、伝統を受け継ぎながら、生きる力を育み、未来を切り開く、心豊かでたくましい生徒を育成するために次の教育目標を設定しています。
学校教育目標
「仲間を思いやり、尊重し、支え合う、活気に満ちた生徒を育成する」
めざす生徒像 「自主」より良い生き方を選択し、自らの目標達成に向けて努力する生徒
「敬愛」自他の命を大切にし、仲間と共に心豊かに生きようとする生徒
「健康」たくましい心と体を養い、生き生きと活動する生徒
このような教育目標を実現させるためには、教師自身が創意・熱意・行動力にあふれていることと、人間味豊かで信頼される教師集団を形成することを目指し、保護者との綿密な連携を図りながら、生徒個々の可能性を引き出せるよう努力して参りたいと思っております。
また、地域に根ざし、地域と共に歩んできた土山中学校の教育活動は、何よりも、地域の学校として、地域の方々から信頼され続けることが大切です。今まで築かれてきた地域との信頼関係をもとに、さらに地域の方々の願いを受け止めながら、土山中学校教育を推し進めて参りたいと思っております。
今後ともご支援・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
土山中学校 校長 玉野 宏