お知らせ

画竜点睛 ~仕上げの時です~

2020年2月3日
「一月は行く、二月は逃げる、そして三月は去る」とは、時間の経つことの速さを表した一つの例ですが、明日から早くも二月です。時間の過ぎ去る速さの感覚は、人それぞれですし、その時々の生活環境によっても大きく変わるものです。楽しい時間は、あっという間に過ぎ、辛いことは長く長く感じることも頷けます。ただ、どんな感じ方をするにせよ、過ぎ去る時間の大切さは同じです。
 6年生にとって、小学校で過ごす時間は、あとわずかとなってきました。学びの総仕上げ、在校生への引継ぎ、中学校に向けての物心両面の準備と時間の大切さをより強調して感じる毎日を過ごしていることでしょう。「限られた時間に具体的な行動を成し遂げる」意識がもててこそ、初めて時間を大切に考え、その使い方を吟味することが出来るのでしょう。6年生に限らず在校生も私たちも、今一度、「いつまでに何をするのか」という時間と目標をともに意識し、前向きな時間との付き合い方ができるようにしたいものです。
 暦の上では間もなく春です。甲南第一小学校は、6年生の諸君と共に「目標に対する」仕上げに向かいます。          甲南第一小学校長  村地 昭彦