4月9日、満開の桜のもと入学式を執り行いました。感染拡大防止のため、グラウンドで規模縮小の式となりましたが、74名の元気いっぱいの新入生を迎え、全校児童は509名となりました。
さて、新型コロナウイルス感染症の影響により、子どもたちが楽しみにしていた新学年のスタートが余儀なくされ、大変残念でなりません。しかしながら、一人ひとりが、これ以上感染が拡大しないよう、健康管理をしっかり行うことが大切です。早くこの感染症が収束するために、しばらくの期間、外出を控えた生活になりますが、元気に学校生活ができる日を楽しみに、家庭学習をがんばってほしいと思います。
人間は、人と人とのつながりの中で、多くのことを経験し、多くのことを学びます。十人十色、一人ひとりがそれぞれの良さをもっていますので、つながりが豊かになれば学びが増え、心、身体、学びの成長にもつながります。そして、その基礎となるのが心の安定、謙虚な気持ちです。それらを、「笑顔」と「穏やかな言葉・心」で培っていきたいと考えています。そこで、今年度の学校教育目標以下、下記の通りとしました。
【学校教育目標】
『人と人との豊かなつながりの中で、学び続ける、心豊かでたくましい子どもの育成』【目指す子ども像】
『スマイルド』〈笑顔(スマイル)+穏やかな言葉・心(マイルド)〉
【重点事項】
(1)『自主』・・・やる気のある子ども
(1)主体的、対話的で深い学びの推進
(2)主体性を育む特別活動の充実
(3)家庭学習の充実
(2)『自律』・・・根気と元気のある子ども
(1)基本的生活習慣の確立
(2)運動習慣の確立
(3)健全な心身を育む食育の推進
(3)『自尊』・・・思いやりのある子ども
(1)自尊感情の育成
(2)いじめを許さない居心地のよい学校、学級づくり
(3)道徳教育、人権教育の充実
以上の重点の取り組みを、教員も笑顔を絶やさず穏やかな言葉がけ等により進めていきます。教職員一同微力ではありますが、力を合わせ精一杯努力して参りますので、保護者、地域の皆様の温かいご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
校長 今宿 国夫