学校の特徴

校区の概要

  
 校区は、北から宮町、黄瀬、牧、勅旨、丸岡の五地区からなる。
学校は校区のほぼ中央の牧地区に学校の南側には紫香楽高原鐵道が走り、徒歩数分のところに最寄り駅となる雲井駅がある。勅旨と丸岡地区の児童が通学に利用している。 
 北東には、国史跡 紫香楽宮阯や宮町遺跡をはじめとする紫香楽宮関連遺跡が存在する。また、南西には県立陶芸の森があり、古くからの歴史と現代まで続く焼き物に象徴される地域である。

特色ある3つの教育活動

○歴史に学ぶ

     紫香楽宮阯や宮町遺跡、資料館等を見学したり、話を聞いたりして、この雲井の地で
    聖武天皇が紫香楽宮を開き大仏の詔を発せられた歴史を知る。また、近年は有名な和歌
    の書かれた歌木簡が出土しており、学びを通して地域を誇りに思う心情を育てる。

○焼き物に学ぶ

     地元の陶芸家の指導を受けたり、県立陶芸の森に行ったり、全校児童が自分の作品を
    作るとともに、地域の伝統産業である信楽焼について学ぶ。学習を通して、地域に脈脈
    と息づいてきた信楽焼を誇りに思い、さらなる発展を望む心情を育てる。

○人や自然に学ぶ

     地域の福祉施設や教育施設等を訪問し、人と交流する中で、思いやる心を育てる。ま
    た、田植えや稲刈り体験、学年に応じた野菜づくり等の自然とのかかわりを通して、世
    話をする大切さや収穫する喜びを体得する。