学校長あいさつ

   甲賀市立山内小学校は、土山町の東南部、鈴鹿の山々をはさんで三重県に隣接する地域にある全校児童数24名の小規模校です。学区のほとんどが山間部であり、雨が多く豊かな森林が広がっています。学区の中には、野洲川の支流である田村川、笹路川、山中川などの清流が流れ、黒川、黒滝、猪鼻、山中、笹路、山女原の六つの集落が点在しています。豊かな自然環境と地域の方々の支えにより子どもたちは、明るく、素直でのびのびと成長しています。

 本校には、全校児童が学年を超えて親しく温かい交流ができることや、発言や体験の機会が十分保障される学習環境にあることなど、小規模校ならではのよさがあります。それらを生かしながら、(や)さしい心をもつ、(ま)じめな学びができる、(う)んと健康になる、(ち)からを合わせて活動する、山内っ子の育成をめざして教育活動を実践しています。

   本校の特色ある教育活動としては、地域と連携しながら全校で取り組む「花いっぱい活動」や4・5・6年生が二泊三日で取り組む国立若狭湾青少年自然の家での「宿泊体験教室」、「鈴鹿馬子唄」の継承、「全校囲碁教室」などがあります。

   児童がいきいきと輝ける学校をめざして、教育内容の充実を図り、保護者・地域の信頼に応える学校でありたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

                                 甲賀市立山内小学校
                                 校長  清水 清博 

 
 国立若狭湾青少年自然の家での「宿泊体験教室」