学校長あいさつ

学校長あいさつ

ごあいさつ【1月】


 本年もどうぞよろしくお願いいたします

 謹んで新年のお祝いを申しあげます。旧年中は、本校教育に温かいご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。様々な面からたいへん心強いお支えをいただきましたことに、心より御礼申しあげます。
 今年はイノシシの年。ワクワク農園サツマイモ畑のほとんどを荒らし尽くされた苦い思い出はなかなか払拭できませんが、野生動物との共生に貢献できたのかなと慰めています。「猪突猛進」、目標に向かい力いっぱい突き進むという積極的な姿勢を大事にする一方で、危機管理意識を高く保ち続け、子どもの安全を第一にと心新たに決意しているところです。
 2学期末に保護者対象で実施いたしました「学校評価アンケート」には、これまでの取組に対する評価をいただいております。集約結果を踏まえて校内で話し合いを進め、改めて皆様方にご報告をさせていただきたいと思います。ご多用の中、アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。
 今年も保護者や地域の皆様方とよりよい方向をともに探りながら、子どもたちの確かな成長をめざし、充実した学校教育を進めてまいります。「去年今年、貫く棒の如し」貫きたいことは不変です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

ごあいさつ【12月】

 校庭のイチョウもすっかり葉を落とし、色鮮やかだった野山も冬支度を始めています。あっという間に2学期最後の月を迎えました。
 運動場では朝から元気な声が響きます。友だちと大好きなボール遊びに興じる子どもたち。青く澄んだ空に向けて大きくブランコをこぐ子どもたち。息を弾ませてなわとびやマラソンの自主練習に励む子どもたち。ピンと張った冷たい空気の中で活動する姿に、元気をもらっています。
 挑戦する場があり、自分なりの目標ときっかけさえあれば、こんなにも生き生きとがんばれる子どもたちがいることを、本当にうれしく思います。しかし一方で、苦手なことや辛いことに気持ちが沈んでいる子どもも中にはいることでしょう。マラソンが苦手だったころ、君原健二選手の「次の電柱までがんばってみよう」のことばを自分に言い聞かせながら走っていたことを思い出します。どんな小さなことでも向き合えたこと、できたことを自信にし、自分の力で乗り越えられたことを体験して、生きていく力につなげてほしい、そう願ってやみません。ご家庭でも温かいご声援をお願いします。
 さて、12月4日から10日までは人権週間。人権標語コンクール優秀作品「あいさつは笑顔がつながる言葉だよ」は本校6年生の作品です。また、詩人、宮澤章二さんの
 「こころ」はだれにも見えないけれど「こころづかい」は見える
 「思い」は見えないけれど「思いやり」はだれにも見える
ということばがあります。笑顔をつなげるあいさつやことばが、みんなのやさしさをつなぐように、またそのやさしさが具体的な行動に結びつくよう、身近な生活から人権について見つめてみたいと思います。 

 

 

ごあいさつ【11月】

 実りの秋
 早いもので、霜月。朝夕はこたつの温もりが恋しい季節となってきました。
 10月にはサポーターさん方のご協力を得て無事に稲刈りができ、250キロの餅米を収穫しました。司会進行役の5年生は、台本を見ずに自分のことばできちんと話すことができ、自信をつけていることがわかります。アカハライモリやコオイムシ、トノサマガエルなどに出くわして嬉々としたり、落ち穂を丁寧に拾ったりする子どもの姿も見られました。
 20日は収穫祭を開催し、ワクワク農園サポーターやリーダーの皆さんに感謝の気持ちをお伝えしました。子どもたちは保護者や地域の皆さんとともに収穫を喜び合い、楽しいひとときを過ごしていただこうと、各学年のコーナーを工夫しておもてなしをしました。あいにく小雨が降り少し肌寒い天気ではありましたが、たくさんのお客様の笑顔があちらこちらにあふれ、子どもたちも大満足の一日となりました。準備や運営にご尽力いただきました皆様、ご来校いただきました皆様に、心からお礼申しあげます。
 11月14日は校内音楽会です。子どもたちの学びの成果を見届けていただくとともに、ふれあい学級で心なごむひとときをお過ごしください。

イチョウイチョウ

  『自然や地域の大切さに気づき、自らの生き方につなぐ』
 本年度の収穫祭は20周年を迎えました。本当に「おかげさまです」という言葉に尽きます。始まりは農業振興の意味合いが強かったものと受け取っていますが、今では地域の皆さんとの交流の場として、本校教育の大きな柱となっています。野菜づくりや米づくりに長けている地域のみなさんのご指導とご協力を得て、子どもたちが作物を栽培し、育てる喜びや収穫の喜びを味わうこと、その過程で地域の皆さんとふれあうこと、お礼を述べたりおもてなしをしたりすることで相手を思う気持ちを培うこと。さまざまな機会に、学校の中の学習だけでは得られない、豊かな体験と学びをさせていただいています。保護者や地域の皆様が学校に足を運んでくださることで、子どもたちのようすを見取っていただくことにも大きな意味があります。収穫祭のたくさんのコーナーを巡ってくださっているみなさんの笑顔に、子どもたちはとても満足していました。自分たちのことを思ってくださる家族や地域の人がいる、惜しまず協力してくださる人がいる、そんな小原のことを誇りに思い、自分自身がどのように社会に関わっていこうかと考えられる子どもに育ってくれることを願います。ワクワク農園事業は単なる栽培支援ではなく、郷土に誇りを持ち、自立と共生の心を育むための大切な活動だと考えております。今後ともご理解とご協力をお願いいたします

◇ごあいさつ【小原学区体育大会】
 秋雨前線に翻弄され、開催を一日延期いたしましたが、早朝より会場準備のご協力により、予定通りの時刻に体育大会を開始させていただくことができました。
 先にも述べましたように、子どもたちは限られた時間の中で本当に集中して練習に取り組むとともに、4~6年生は手際よく主体的に会場準備を整えました。小原の子どもたちの底力が実感できた2週間でした。
 こうして学区の皆様が小学校に集い、体育大会の名のもと、ともに笑顔あふれる一日を過ごせたことが、何よりも幸せなことと心からありがたく思っております。
 学校・家庭・地域のチームワークで、小原の宝でもある子どもたちは育てていただいていることに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 続いて10月20日(土)は収穫祭です。どうぞよろしくお願いいたします。
                     平成30年9月16日
紫香楽温度


ごあいさつ【9月】

秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
                  藤原敏行朝臣(古今和歌集)

 「秋立つ日に詠める」とあります。立秋からずいぶん経ちましたが、朝夕が少し涼しく感じられる日も増えてきました。蝉の声を聞くよりも赤とんぼの姿を見かけることの多い、この季節。行く夏に何かやり残したことがある気がして、もの寂しいのは、子どもたちだけではないようです。
 ようやく2学期が始まりました。長い休み、家庭や地域で過ごす時間が多かった中で、夏休みにしかできなかったことも経験してきてくれたことでしょう。
 今年は、猛暑どころか酷暑ともいうべき「生命に危険を及ぼす暑さ」といった耳新しいワードも出てきた夏。市の水泳記録会、県の陸上記録会も中止せざるを得ず、子どもたちの健康・安全を保障するために”挑戦”の場が保障できないという、なんとも心苦しい夏休みでありました。
 2学期は、体育大会に始まり、収穫祭、音楽会、社会見学、持久走大会など様々な行事を予定しています。計画や準備の段階も含め、これらを経験することで子どもたちの感性はより磨かれてゆくことでしょう。また、行事とともに大切にしたいのは、日々の学習です。子どもの「ワクワク」学びたい気持ちを生むような授業づくりに努めるとともに、しっかりと「チャレンジ」できる場をつくります。そして、自分の考えを持ち、友だちとの交流の中で「できた!」「わかった!」をこつこつと積み重ねてまいりたいと考えています。今学期もどうぞよろしくお願いいたします。

ミスト暑さ対策で設置したミストです。

                       

 

ごあいさつ

 

 

 柞郷学校が明治7年、進益学校が明治8年に開かれます。本校の前身です。小原尋常小学校に統合されたのが明治41年、44年には現在地に新校舎が完成して今年で統合107年目を迎えます。

 信楽町の南西に位置する本校は、川沿いに開かれた谷間のいくつかの集落の中央にあり、「丘の上の赤い屋根の学校」として地域の皆様から愛されてきました。平成19年2月14日、現在の校舎が竣工され、本年度で22年目を迎えています。

 本年度は全校児童57名となりました。小原の宝物です。地域の皆様には、登下校の見守りや地域での行事はもちろん、学校の教育活動に対しても物心両面で大きなお支えをぃただいています。

 本校の特色は、そういった地域とのつながりにあります。ワクワク農園やワクワク田んぼでの農業体験は、後援会やサポーターさんのご協力の下、豊かな心を培う体験活動として位置付いています。この事業は、本年度で20年目を迎えています。小原っ子を思う地域の皆様の思いが、このように長く受け継がれていることを、本当に有り難く思っております。
 
田んぼでの餅米の収穫は、秋に開催します「収穫祭」をゴールとしています。毎年200名以上の地域の皆様がつどい、子どもたちの学習発表や食を共にするイベントなどを実施し、その結びつきを深めています。また農園で主に栽培するサツマイモは、かつて農薬被害に遭った淡路島の猿達へ届けるという「モンキーセンターへの訪問」として30数年来続いて来ました。この活動は食育、環境、そして人権の学習として特に大切にしています。

 学校教育目標は「自立と共生の心をもち、いのち輝く子どもの育成」とし、地域とのつながりを土台として、特に今年度は子どもたちの学ぶ力を授業で育成していくことに力を入れています。子どもや教師、保護者や地域の皆様も「ワクワクするような学校」、子どもも教師も「チャレンジする学校」をめざし、また、小原地区で学んだ人とのつながりを礎として、将来に向かって自己実現を果たす子どもたちを育成していく、その目標に向かって本年度も取り組みを進めてまいります。

 

 平成30年4月

 甲賀市立小原小学校長  辻本 智子

 

校舎 児童玄関から