体育館の舞台右には「校歌」、左には「五つの木」と墨で書いた額が飾っています。「五つの木」とは、なんでしょうか。よく見てみますと「元気・勇気・根気・働き・正直」と書かれています。 ○○きの最後の「き」という音と「木」の音を合わせて、油日小学校の合い言葉として長い間親しまれてきた言葉です。卒業生の方の話によると、昭和46年4月に油日小学校に赴任された故太田活太郎校長(校歌を補作された方)のあいさつの中で述べられた五つのスローガンだそうです。
この「五つの木」は現在の「あゆみ」(当時の連絡簿)の表紙に掲載されていました。
それぞれのめざす子ども像も次のように解説されていました。
○げ ん き (元気)-あかるく すこやかな子〈明朗・健康〉
○ゆ う き (勇気)-自分から 進んでする子〈自主・独立〉
○こ ん き (根気) -やりぬく たくましい子〈意志・努力〉
○しょうじき(正直)-心豊かで すなおな子 〈正義・上層〉
○はたらき (働き)-よく学び はたらく子 〈学習・勤労〉
この「元気・勇気・根気・働き・正直」という合い言葉は、今でも油日小学校の校風として息づいています。いつまでも心の中に持っていたい言葉ですね。