学校長あいさつ

ようこそ! 信楽小学校へ!!

 

 信楽高原鐡道で貴生川駅を出発し、ヤマツツジやヤマザクラ等の季節の香りを感じながら、国道307号を走る車と並走すること約30分。陶器の街の玄関口、信楽駅に到着します。すると、信楽焼を象徴する駅前のジャンボ狸があなたを出迎えます。街に所狭しと並ぶ色とりどりの焼き物を眺めながら、駅から続く信楽焼のタイルの小道を、西に向かって歩くこと15分。信楽小学校に到着します。

 

 甲賀市立信楽小学校は、「日本六古窯(備前・丹波・越前・瀬戸・常滑・信楽)の一つに数えられ、全国的に知られている信楽焼の産地信楽にあります。

 本校は明治6年(1873年)12月15日に長野学校として開校し、令和5年(2023年)に150周年を迎えた伝統ある学校です。151年目の今年、全校児童198名、学級数は9学級です(令和6年4月現在)。

 

 本年度の教育目標は昨年度に引き続き、「自分を、仲間と共に学びをしむ子どもの育成」としました。この目標には、自尊感情に基づく自律心の育成と、未来を生きる子どもたちに、生きる力のもととなる資質・能力を育てたいという思いが込められています。

 また、めざす子ども像を、

「言葉を大切にし、人やものごとと丁寧にかかわれる子」

「自律心を持って判断できる子」

「感性豊かで元気な子」

と掲げ、教育活動の方向性を示しています。

 

 古くから脈々と続く信楽の素晴らしい伝統を基盤に、明るく素直で伸びやかな信楽の子どもたちの幸せを願って、日々、教育活動を進めています。

 

令和6年(2024年)4月        

校 長 上田 浩祥